音楽と文学を越境する新しい芸術の可能性。『図書館系ジャズユニット・ライブラリ』待望のセカンドアルバムをリリース!!
『 Light( ライト)』 / ライブラリ APLS1306
2013年12月11日リリース ¥2,000+税
■収録曲
01. angel (sine wave ver)
02. あ いま めまい
03. なかまわれのうた
04. star eyes
05. distortion
06. 滑車
07. 音がこぼれる草の話
08. angel
09. oracle
10. monofocus
11.thicket
12.star eyes(impro ver.)
all tracks composed and arranged by Kentaro Ebiko
●メンバー
蛯子健太郎 : コントラバス、ベースギター、サイン波
橋爪亮督 : サックス
飯尾登志 : ピアノ
井谷亨志 : パーカッション、ドラムス
三角みづ紀 : 歌、即興詩
■解説
『このアルバム、何十回か聴いたが、聴けば聴くほど体に馴染んできて、(サイン波を含めて)五人のメンバーが作り出す一音一音がますます快く納得できるようになってくる。「耐久度テスト」の結果も良好であることをご報告しておく。 柴田元幸』
1stアルバム「dream/story」が坂本龍一に絶賛されるなど、高い評価を得ている図書館系ジャズユニット・ライブラリ。
文学とジャズの融合、その独自の世界観をよりクリスタライズさせた3年振りの2ndアルバム「Light」。
高度に展開する文学的ディテールを伴った世界観に強く共鳴した中原中也賞詩人・三角みづ紀が正式メンバーとして加入し、アメリカ文学者で翻訳家である柴田元幸1800字のライナーノーツを寄せている。
メンバーはクリエイティブシーンを牽引する強者たちであり、ベーシスト/コンポーザーの蛯子健太郎が提示する文学性に、化学反応として彩る。楽曲は周波数によって構築されており、今回はサイン波で紡ぐ純粋スペクトルな音場も味わえる。全ては「物語」に対する蛯子の心からのオマージュである。
■蛯子健太郎プロフィール
1968年生まれ。 1988年留学先のカリフォルニアでジャズに出会う。
1992年からカリフォルニア芸術大学にてCharlie Hadenにジャズベースを師事。奨学金を受け、1997年修士課程卒業。11年間のアメリカ滞在の後、1999年帰国。首都圏ライブハウス等で活躍しつつ、2005年「図書館系ジャズユニット・ライブラリ」を立ち上げ、文学作品をテーマにしたオリジナルによる活動を展開。
2010年outskirts recordsよりファーストアルバム「Dream/Story」(oscd0701)をリリース後、共演を通じて2012年中原中也賞詩人の三角みづ紀が正式加入。言葉から音、音から言葉へ、2つの世界を経緯しつつ、世界観を深めつつある。